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事例1:油泥スラッジのリサイクルで単純焼却"0"への挑戦

発生源 ・工場全体により発生される
・焼却業者に委託処理
油集中タンク
レイアウト変更
機械の清掃
専用箱に回収
単純焼却処理
(処理費用 1,522千円/99年度 38ton)

改善前 ・焼却処理以外は処理方法はないと決め付けていた
・他の方法での試みはなし
※性状:金属、布の切れ端、木切れの入った油まみれのヘドロ・スラッジ類・・・発生量 38ton/99年度
●問題点
 ①特定の置き場は決められていない
 ②入れ物の標準化がされていない
 ③不純物が混在し過ぎてリサイクル不可
特別プロジェクトでの解決方法の研究、分離・分別・荷姿を考えたリサイクル方法
2000/4〜10の実績16ton

解決のための課題 効率の良い処理方法の調査検討と油の効率的な分離方法の模索

改善後 ・ゼロエミッションプロジェクトチーム1-?活動
・検討期間:2000/2月〜9月 実施月:11月〜
 2000年度処理量 7.85ton
ガス化溶融炉での処理の検討 → 油泥としてのリサイクル決定
 ※処理温度:2000℃の高温処理によりガス化しガスは精錬で利用
●条件
 ①全て「ビニール袋入り指定ドラム缶詰」とする
 ②置き場は「NO15」とする(処理後ドラムは鉄資源にリサイクル)
苦労した点:①ドラム詰めの工数増
②ドラム詰めの為の設備改造
良かった点:①不純物が混在していても処理可能
②分別工数が不要となった(油分離によるコスト減要)


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