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事例2:塗料カスの有効活用による埋立て"0"に挑戦

発生源 ・塗装工程より排出される
・安定型処分場に埋立て
塗装ブース 専用置場に回収
各部門の床面塗装 安定型処分場に埋め立て
(処理費用660千円/99年 23ton)

改善前 ・水分を除去後安定型埋立て
・ペースト状のものは焼却
※性状:樹脂形塗料のカス、使い残しの油分含み塗料、床面を剥がしたドロドロ塗装カス
・発生量 50ton/99年
●問題点
 ①溶剤と油分の除去が難しい為長期貯留がある
 ②ペースト状のものは処理が困難(焼却処理)
 ③缶底で固化した塗料が缶ごと排出される(除去困難)
燃料として有効活用する為の業者の調査・開拓

解決のための課題 新たなリサイクル業者の調査・開拓・検証

改善後 ・油水分離燃炉の燃料として有効活用
・検討期間:1999/1月〜8月 実施月:9月〜
 2000年度処理量 40.2ton
缶等の金属の混入厳禁、他は現状の物で可 → 燃料として有効活用
 ※処理方法:油に混入した水分を蒸発させる「燃焼炉」の燃料として活用
●条件
 ①金属(塗料缶)や異物(プラ箱等)を混入させないこと
 ②置き場は「NO7」塗料カス置き場とする
苦労した点:燃料として活用できる業者が非常に少なかった
良かった点:条件さえ満たせば現状の搬出方法に変更はなく、余分な社内工数はなかった


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