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事例20:マーキング残渣の
焼却処分変更
発生源
・カラーマーキング設備の洗浄で発生する塗料の残渣
・マーキング装置のノズル洗浄等で発生。
・廃液(上澄み液)と沈殿成分。
・水溶性塗料であるが、残渣は廃油として焼却処理が必要。
改善前
・中間処理業者で焼却処分(その後最終処分業者へ)
・採取処分場で燃え殻は再生砕石(薬剤凝固)
※性状:水溶性塗料の洗浄液、一部沈殿し凝固
発生量:残渣4t/半年(2010年実績)
●問題点
・焼却処分で焼却灰が発生。
・灰分が高く既存の中間処理業者では製品化が困難。
・最終処分で特殊処理(薬剤凝固)でリサイクル。
考えたリサイクル方法
新規産廃業者(中間処理=リサイクル)の探索と処理過程の効率化
解決のための課題
・中間処理=製品化施設の探索と契約
改善後
・中間処理で産廃処分が完了し、再製品化(人工砂)が実施できた。(マーキング残渣の100%リサイクル)
・産業廃棄物の処理過程を効率化(中間処理で完結)し、最終処分していた燃え殻の100%製品化が出来た。
(ロータリーキルンで焼却・ 溶融処理を行い、スラグを破砕する事で人口砂に再生)
苦労した点:
・灰分が高く、焼却処分後に発生する燃え殻が多かった事。
良かった点:
・産廃の最終処分過程がなくなった事。
・リサイクルで活用しやすい人工砂に再生出来たこと。
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