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テーマ2:廃プラスチックの分別 |
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難処理理由 |
通常のビニール類と分別する事がリサイクルの条件であるが、見分け方が難しく見極められない。 |
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解決方法 |
測定機器(近赤外分光法)によりプラスチックを判別する。 |
これまでの結果報告 |
プラスチックの判別にはいくつかの方法がある。
例えばプラスチックの一部を溶媒等に溶解し、溶解性やスペクトル測定等で判別する方法がある。
しかし、これらの方法は安価では有るが手間や時間がかかりサンプルの一部を破壊しなければならないと言う欠点を有している。
そこで本研究において注目した方法は、非破壊型の判別方法である。非破壊型の判別方法に関してはNEDO(新エネルギー産業技術総合開発機構)で開発された近赤外分光法によるプラスチック材質判別装置の例が有る。
音響工学可変波長フィルタの採用と吸光スペクトルデータを三値化して、あたかもバーコードを読み取るようにプラスチック材質を判別する事を特徴としている。 |
まとめと今後の展開 |
最近までにプラスチック判別装置も多数開発され、まだ高価では有るが小型化(持ち運び可能)され、判別できるプラスチックの種類も拡大しつつある。
本研究においても廃プラスチックの判別には、このような判別装置を使用するのが最も簡易的かつ信頼性も高く最適だと考えられる。 |
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